オミクロン対応改良型ワクチン接種及び従来型のワクチン接種について

　オミクロン変異ウイルスに対応した新しいワクチンの接種は、10月中旬ごろより使い始める方針で準備を進めているようです。

　しかしながら、今までの流れからすると、勝手な予想にはなりますが、実際にワクチンが出回り接種できるまでには、まだまだ時間がかかると思われます。

　現在、浜松市も含めコロナウィルス感染患者さんが蔓延しており、ワクチン追加接種をされていない方やまわりの方々が感染され、隔離されたり時に重症化したりし、大変だったという話をよく聞きます。つきましては、まずは現在のワクチンを接種し抗体価を上げ、重症化予防効を期待しつつ、さらなる効果が期待できるオミクロン変異ウイルスに対応した、新しいワクチン接種が打つ事ができるようになるまで、基本的な予防を続けましょう。そして、コロナウィルスに対する新薬・特効薬が出て一般のクリニックでも処方できるよう待ちましょう。

　復習にはなりますが、ワクチンは、12歳以上で2回接種済みの方は3回目の接種が受けられます。また、60歳以上の方や、18歳以上で基礎疾患のある方や、喫煙や身体不活動といった、通常の人の生活と比較して、極度に運動が不足している状態の人も、医師の判断のもと4回目の接種を3回目接種より5か月以上間隔をあければ接種できます。

　ワクチン接種は、コロナウィルス感染症に対するものだけではなく、医療切迫のために、癌や重病を患い至急手術が必要な方の治療が遅くなってしまわないためにも、ぜひワクチン接種をすみやかに行うことをお勧めします。ワクチンはワクチンの準備ができれば随時接種できます。ご相談下さい。

2022年8月29日